読書感想文「特例措置団体ステラ女学院高等科C3部」

 先日誕生日を向かえサークルの面々から本のプレゼントをたくさん頂きました。改めてありがとうございます。ちなみに頂いたのは自分が神作品と推して止まない「ゆゆ式」。本当にうれしかったです。そしてもう一作品、「特例措置団体ステラ女学院高等科C3部」・・・・・・。なぜ誰も内容を知らないこれをチョイスしたのかと本気で思いました。丁度この年の春アニメにこの作品があったのですが、キモータではない自分は当然未視聴であり小耳にサバゲーをする作品だということを知っているだけでした。とはいえせっかくの厚意を無碍にするわけにもいかないので受け取ると、今度はかいちょーが「感想文をかけ」と圧力をかけてきました。サークル内でも下っ端の自分は断ることもできずこれを了承、今に至ります。

 「特例措置団体ステラ女学院高等科C3部」原作全3巻読破したのでその感想文を載せます。ネタバレを嫌う方は注意してください。

 

・あらすじ(めんどくさいからHPから転載)

 高まる鼓動、膨らむ妄想・・・。

あこがれていた「ステラ女学院」への入学が決まり、高校での新生活に胸を躍らせる大和ゆら。

「もしかしたら・・・

 

 

めんどくさいのでざっくり

 

主人公 大和ゆらさん(15歳)がサバゲー部に入ってサバゲーエンジョイする漫画です。 ( ◠‿◠ )

 

以下感想

 

 まず、自分が本を手にとって最初に気になったことはタイトルのC3部(しーきゅーぶ)の意味でした。どうやらこれは Command Control Communicaton の頭文字Cを3つとり、3乗の意「キューブ」、そこに部活動の部を掛けて「しーきゅーぶ」らしいです。なるほどうまくできているなとか、似たような音の作品耳にしたことあるななんて思いました。

 作品全体の雰囲気は登場人物の9割が女の子だったので可愛らしい感じでした。しかし、ゲームシーンでは専門用語が多く出てきて、戦略が図解されたりとなかなか本格的なサバゲー描写でした。ただ、スク水着てサバゲーやったりキャバクラみたいな文化祭の出し物やったりと、狙っているが故になんか寒い感じがしてしまったのは残念でした。特にゲームシーンについては普通の熱い展開を期待していたので、余計なものを足さなくてもよいのでは、と思ってしまいました。

 登場人物全員に触れるのも面倒だし、それは各自調べてほしいので自分の印象に残った二人について述べます。

 まず、一番可愛らしかったのは2年生のカリラちゃん。所謂弄られキャラで、よくある例に漏れず強気だけど突かれると弱い、みたいな感じです。部内ではエースの立場にあって常に前線へ出向く切り込み隊長、強い。強い女の子は好きです。文化祭では一人穴だらけのスク水着てたりと受難が多いですね。

 次に部長の3年生そのらちゃん。チームの戦力的精神的な大黒柱です。原作最後の展開では彼女がケガをして仲間ががんばる、海外進学してみんなとお別れ会やったりと話の中心になる存在です。大事な一戦でゾンビ行為をしてしまった主人公に厳しく当たるシーンはかっこよかったです。強い。

 放送されたアニメは原作を少し弄ってさらに話を膨らませているようです。どうやら主人公が色々引っ掻き回すようで、この原作の終始明るい展開をどう暗くしているのかは良くも悪くも気になります。

 「特例措置団体ステラ女学院高等科C3部」緩い感じと熱い感じが9:1~8:2で、微妙に熱いみたいな中途半端な作風は自分には合わないかな、という感じでした。これが10:0だと好きだし2:8とかだともっと大好きです。とはいえ、カリラちゃんの照れ顔が可愛らしかったのでよしとします。終わり。

 

 

 

れぽーよあってこんなのに時間割く余裕ないのに何をしているんだ俺は?